戦利品を独占しろ! クリムゾンハーベストでオメガ代を稼ぐ
- gravitationalconst
- 2023年10月5日
- 読了時間: 7分
Hello、New Eden!
カプセラのみなさん、秋の訪れとともにクリムゾンハーベストが始まりましたね。
EVEonlineでは年間を通して、季節ごとに様々なイベントが開催されます。
イベントにはポイントを集めて特別なスキンをもらうなどの楽しみもありますが、一番の魅力は金、money、ISK!!
イベント時に表れる戦闘サイトや探検サイトを攻略すると、通常のミッションや戦闘アノマリとは比較にならないほど美味しい金策になるのです。
中にはイベントだけで1年分のオメガ代を稼ぐ猛者もいるとか。
とはいえ、イベントサイトはその分NPCも強力で、初心者には敷居が高いのも事実。
実際、イベント初日には、よく分からないままサイトに突入してしまったと思われる船の残骸がちらほら見受けられます。

コーポやコミュニティに属していない日本語プレイヤーの場合、最新の攻略情報にアクセスしづらいという面もあり、ようやく攻略可能なFitやセオリーに
たどり着く頃にはもうイベント終了間際ということも……
初日からイベントに挑むプレイヤーは、なぜすぐに攻略セオリーを構築できるのか。
実は、毎年多少の変更点はあるものの、イベントごとに求められる船の性能はそれほど変わりません。
なので、あらかじめFitを組んでおけば微調整だけで使い回すことができる場合が多いのです。
そこで今回は、筆者がイベントで使用しているFitを紹介しようと思います。
イベントごとにNPCの種類やポップする位置などが変わるため、少し装備を換装することもありますが、防御用モジュールなどの基本部分は大きく変わりません。
クリムゾンハーベストはもちろん、年末のウィンターネクサスや年明けのヨウイルなどのイベントにも使ってみてください。
※もちろん今後、大きな変更が入る可能性もゼロではないため、確実な攻略を保証するものではありません。
①金策用BSの代名詞、プラクシス
まず最初に紹介するのはハイセクでの攻略を想定したFitです。
このプラクシスというBSは必要なスキル要件が軽く、船体価格も非常に安いため、初心者が金策に使うのに適した船の一つです。
今回はアルファアカウントでも使用可能なFitにしてみました。

[Praxis, Hi sec Praxis]
Damage Control II
Mark I Compact Capacitor Flux Coil
Capacitor Flux Coil II
Ballistic Control System II
Ballistic Control System II
Capacitor Flux Coil II
Capacitor Flux Coil II
X-Large Clarity Ward Enduring Shield Booster
Copasetic Compact Shield Boost Amplifier
Multispectrum Shield Hardener II
Multispectrum Shield Hardener II
Large Compact Pb-Acid Cap Battery
Large Compact Pb-Acid Cap Battery
100MN Y-S8 Compact Afterburner
'Arbalest' Rapid Heavy Missile Launcher I
'Arbalest' Rapid Heavy Missile Launcher I
'Arbalest' Rapid Heavy Missile Launcher I
'Arbalest' Rapid Heavy Missile Launcher I
'Arbalest' Rapid Heavy Missile Launcher I
'Arbalest' Rapid Heavy Missile Launcher I
Core Probe Launcher I
Large Processor Overclocking Unit I
Large Capacitor Control Circuit I
Large Capacitor Control Circuit I
Hornet I x45
Inferno Heavy Missile x5000
Scourge Heavy Missile x5000
Core Scanner Probe I x8
Nova Heavy Missile x5000
Mjolnir Heavy Missile x5000
Fitについてですが、一般的なBSが持っているタンク力と、NPCからのニュートに多少の耐性があれば、極論、武装はなんでも良いです。
自分が育てているスキルに応じたタレット・ランチャーを装備してください。
今回はスキル要件が軽いラピッドミサイルランチャーを使用しています。
スキルに余裕があるなら、大型タレット・ランチャーを使うのがよいでしょう。
NPCが勝手に接近してくるタイプのサイトでは短射程高火力のブラスターやオートキャノンを採用するのがおすすめです。
タレット艦の場合はミッドスロットにwebを積むことで、小型艦の速度を落としてダメージの通りをよくしましょう。
ロースロットの火力アップ用モジュールをそれぞれの武装に対応したものに交換するのを忘れずに。
②大人気カルダリ艦テング

[Tengu, イベントテング]
Ballistic Control System II
Ballistic Control System II
Caldari Navy Power Diagnostic System
Multispectrum Shield Hardener II
Republic Fleet Large Cap Battery
Pithum C-Type EM Shield Amplifier
Shield Boost Amplifier II
10MN Y-S8 Compact Afterburner
Pith X-Type Large Shield Booster
Heavy Assault Missile Launcher II
Heavy Assault Missile Launcher II
Expanded Probe Launcher I
Heavy Assault Missile Launcher II
Heavy Assault Missile Launcher II
Covert Ops Cloaking Device II
Heavy Assault Missile Launcher II
Heavy Assault Missile Launcher II
Medium Capacitor Control Circuit II
Medium Core Defense Operational Solidifier II
Medium Core Defense Capacitor Safeguard II
Tengu Core - Augmented Graviton Reactor
Tengu Defensive - Covert Reconfiguration
Tengu Offensive - Accelerated Ejection Bay
Tengu Propulsion - Chassis Optimization
Sisters Core Scanner Probe x8
Mjolnir Rage Heavy Assault Missile x2000
Caldari Navy Scourge Heavy Assault Missile x5000
Sisters Combat Scanner Probe x8
Scourge Rage Heavy Assault Missile x5000
こちらはBSが使えないサイトでの使用を想定したカルダリのT3CL、テングです。 ローセクやWHなど、より高難度のサイトの攻略も可能です。
PvE、PvPを問わず人気の船ではありますが、オメガアカウント限定かつスキル要件的にも始めたての初心者には難しいため、中級者以上向けといったところでしょうか。
主武装のHAMは射程が短いので接近する手間がありますが、CLでありながら、BSに匹敵する(さっきのプラクシスよりも高火力です)火力で敵をもりもり落としていきます。
敵NPCの属性に大きな穴が無い限りは、最も火力が高くなるスコージ弾を垂れ流しておけばOKです。
③ローセク・WHサイト用ドレカヴァク、スレイプニル

[Drekavac, Event]
Multispectrum Energized Membrane II
Damage Control II
Entropic Radiation Sink II
Entropic Radiation Sink II
Corelum B-Type Medium Armor Repairer
Multispectrum Energized Membrane II
Reactive Armor Hardener
Medium Micro Jump Drive
10MN Afterburner II
Republic Fleet Medium Cap Battery
Tracking Computer II
Heavy Entropic Disintegrator II
Small Energy Nosferatu II
Small Energy Nosferatu II
Core Probe Launcher I
Medium Capacitor Control Circuit II
Medium Capacitor Control Circuit II
Medium Auxiliary Nano Pump I
Warrior II x5
Vespa EC-600 x5
Optimal Range Script x1
Tracking Speed Script x1
Navy Cap Booster 800 x24
Meson Exotic Plasma M x2000
Occult M x1000
Mystic M x2000
Nanite Repair Paste x532
Core Scanner Probe I x8

[Sleipnir, イベント]
Damage Control II
Gyrostabilizer II
Gyrostabilizer II
Gyrostabilizer II
Capacitor Flux Coil II
Gist X-Type Large Shield Booster
Republic Fleet Large Cap Battery
Multispectrum Shield Hardener II
Stasis Webifier II
Medium Micro Jump Drive
425mm AutoCannon II
425mm AutoCannon II
425mm AutoCannon II
425mm AutoCannon II
425mm AutoCannon II
Shield Command Burst II
Medium Ghoul Compact Energy Nosferatu
Medium Kinetic Shield Reinforcer II
Medium Core Defense Capacitor Safeguard II
Hornet II x5
Republic Fleet EMP M x5000
Hail M x5600
Barrage M x3000
Active Shielding Charge x600
Shield Harmonizing Charge x600
こちらは上級者向けの超番外編。ローセクやWHなどの危険地帯に沸いたイベントサイトを攻略するためのFitです。
スレイプニルはかなりスキルが重いのですが、小型NPCが多く沸くサイトではドレカヴァクよりも素早い攻略が可能です。
なぜわざわざローセク以下のシステムに出向くかと言うと、同じイベントでも、ハイセクに沸くサイトとローセク以下のPvPフリーエリアに沸くサイトでは、得られる報酬に大きく差がつけられているためです。
例えば昨年冬のイベントの場合、ハイセクでマローダーを使って高速周回する場合でも、移動に使う時間を考えると時給200M~300M程度が限界でした。
これがローセクになると、BCソロでの攻略で、軽く時給1Bを越えていました。
とはいえ、ローセクでサイトを攻略するとなると危険が伴うのも事実。
特に今回のイベントでは撃墜された際のドロップ率が90%に引き上げられていることもあり、襲撃側も気合が入ります。
金策として成り立たせるには、まず、人がいない・少ないシステムや時間帯を見つけることが大前提です。
幸いにして、日本時間の20~24時までの時間帯は、平日であれば競合相手や地元海賊も少なく、かなりやりやすい環境だと言えます。
以上の点を踏まえた上で、鍵になるのがこのミッドスロットに搭載したMJDというモジュールです。

このモジュールを起動すると、モジュールが1サイクル回ったタイミングで、船が向いている方向の100㌔先に船を瞬間移動させます。
サイトに侵入した後にこれを起動してランディング地点から距離を取っておけば、襲撃者を察知してから逃げるまでの時間を稼ぐことができ、かなり安全にサイトを攻略することができます。
22年冬と23年春のイベントではローセクサイトが非常に美味しかったことと、こうしたセオリーでサイトを攻略している船を捕まえるのが難しかったこともあり、ローカルに5~6人プレイヤーがいても互いに干渉せずに黙々とサイトを回しているという光景もありました。
いかがだったでしょうか?
他のプレイヤーが「人柱」になってくれるのを待つのも悪くはないですが、初日からサイトを独り占めしてリッチマンになってみるというのも悪くないのではないでしょうか?
基本的なイベント用Fitの考え方として、最初はタンク力やキャパシタ供給を多めに見積もって安全マージンを取って攻略し、タンクやキャパシタが過剰なようであれば、余分なリソースを火力などに振り分けて最適化していくのがよいでしょう。
真偽は検証しようがありませんが「イベントの戦利品ドロップは初日が一番美味しい!」というカプセラも少なくありません(実際に、初期の報酬が美味しすぎたために、急遽報酬に下方修正が入ったケースもありました)。
なお、今回紹介したFitでアンドックして沈んでも、当ブログは一切関知いたしませんのであしからず。
それでは、fly safe!


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