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ゼロから始めるPvP生活② 戦闘距離でfitは決まる

  • 執筆者の写真: gravitationalconst
    gravitationalconst
  • 2023年9月24日
  • 読了時間: 4分

カプセラのみなさん、GFしていますか?

私は今日も1日1キルを目標に、感謝のDPSオーバーロード中です。


PvPFit講座の第2回、今回は相手との「距離」について説明しようと思います。


■「じゃんけん」を制す者はPvPを制す


EVEにおける1対1の戦闘は3すくみだと言われます。

これは、相手と戦う距離によってFitの傾向が主に3種類に大別され、それぞれに有利不利があるためです。


それぞれの特徴を説明します。


①カイト艦


マイクロワープドライブ(MWD)を装備した高速艦に長射程の武装を積んだ船です。

前回紹介したカラカルもカイト艦にあたります。


自分よりも足が遅く、近距離武装を積んだ相手に対しては、ワープディスラプターの効果範囲ぎりぎりをキープしつつ、一方的に攻撃することが可能です。


一方で、火力やタンク能力についてはあまり高くないため、足を止めての殴り合いには不向きです。

有利を取れる相手に対して戦闘をしかけ、不利な相手からは逃げるというスタイルが中心です。

戦闘をするかどうかをこちらが選択できるため、初心者にもおすすめできる戦闘スタイルです。


この帝国海軍スライサーは足の速さと火力の高さを兼ね備えており、FGPvP界隈ではトップメタの一角として名をはせたこともある傑作艦です。


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[Imperial Navy Slicer, 元祖殺人クロワッサン]

Multispectrum Coating II

Nanofiber Internal Structure II

Nanofiber Internal Structure II

Heat Sink II

Small Ancillary Armor Repairer


Warp Disruptor II

5MN Quad LiF Restrained Microwarpdrive


Small Focused Pulse Laser II

Small Focused Pulse Laser II

Small Energy Nosferatu II


Small Auxiliary Thrusters I

Small Energy Locus Coordinator II

Small Energy Locus Coordinator II





Imperial Navy Infrared S x4

Scorch S x4

Nanite Repair Paste x108

Conflagration S x4

Imperial Navy Multifrequency S x4





②アンチカイト艦


名前の通り、カイト艦に対抗するための船です。

カイト艦よりも高速の船にワープスクランブラーを搭載しているのが特徴です。

スクランブラーで相手のMWDを止めたところに、ブラスター等の短射程高火力の武装をたたき込みます。

一度捕まえてさえしまえば勝利はすぐそこですが、相手の火力やこちらとの速度差を見誤ると、追いつく前に落とされてしまうこともあるため、活躍するには相手のFitを推測できるだけの知識が必要です。


この連邦海軍コメットは先述のスライサーをつかまえるためのFitです。

速度にそこそこのリソースを割いていますが、そこまで速い船が相手でなければ、リグかロースロットを変更してタンクや火力に振るのもありです。



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[Federation Navy Comet, とつげきくん]

Damage Control II

Nanofiber Internal Structure II

Magnetic Field Stabilizer II

Small Ancillary Armor Repairer


5MN Y-T8 Compact Microwarpdrive

Fleeting Compact Stasis Webifier

Warp Scrambler II


Small Ghoul Compact Energy Nosferatu

Light Neutron Blaster II

Light Neutron Blaster II


Small Auxiliary Thrusters II

Small Processor Overclocking Unit I

Small Transverse Bulkhead I




Hobgoblin II x6


Void S x660

Caldari Navy Antimatter Charge S x500

Nanite Repair Paste x32

Null S x500



③近距離艦


近距離で敵と殴り合うためのFitです。

相手のスクラムを受けても速度を保つため、アフターバーナー(AB)を装備します。


スクラムとセットでステイシスウェビファイヤー(Web)を使用することで相手と速度差をつけ、常にこちらが得意な距離を保ちながら戦うことが肝になります。

アンチカイト艦に対して有利な船です。


また、ミサイル艦は一定距離を保つ・相手の周囲をオービットするなどの機動をすることで、タレット艦に対してダメージレースで優位を作りやすく、Webを2つ積んだデュアルWeb仕様が強力です。


海軍仕様フックビルなど、シールド艦をアーマーFitに転用した場合はミッドスロットに余裕があるので、ダメ押しにトラッキング妨害を積んでも面白いかもしれません。




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◆大事なのは……


以上のように、アンチカイトはカイト艦に強く、カイト艦は近距離艦に強く、近距離艦はアンチカイトに強い、という3すくみが成り立ちます。


相手に大きなミスがない限り、この相性差をプレイヤーの技術だけで覆すのはなかなか難しいものがあります。

相性不利な相手と戦った場合、安価な船や少数の敵相手に負けるということも十分にあり得ます。


大事なのは相手がどんな船かを予測し、対策を用意することです。


相手はどの距離で戦うのが得意なのか、武装は何を使っているのか、どれくらいスピードが出るのかなどを推測し、それに対抗できる船をぶつけるのが原則です。


一部のPvPコンテンツでは相手を待ち伏せできるため少し事情が変わってきますが、それは今後のお話にしようと思います。


みなさまにGFのあらんことを

 
 
 

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